もっけだの「かじオヤジ」のつぶやき

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庄内人のソウルフードだった。

ブリコ

ハタハタの子で、

腹から産み落とされたもの

殻が硬くて食べられないが、

歯で潰してからが破れると、

プチっと弾けると、


中から何とも言えない美味いものが

口の中に、次々に、ブリ！ブリ！と

音を立てて潰す。

殻が白くなれば完食！

残ると、へたっぴ(笑)

これで、顎が鍛えられた。

昔は、丼一杯のブリコの食い競争した。

懐かしい話

酒田の柳小路の市場では、

山盛りのブリコが売られてた。

うちでは、季節になると、

ブリコが、丼に山盛りであった。

今では、資源保護のため、捕獲禁止

懐かしい昔に想いを馳せる。

この前とある所で、

ご馳走になった。

懐かしいこのすっぱ、醤油の味

煮過ぎると、火が通り過ぎ

魚卵だけに、固まって硬くなる

絶妙な感覚の食べ物

こんなソウルフードが無くなりかけている。

mokkedano by かじオヤジ